ニーズ発表者公募要項

1.概要

日本は医療・ヘルスケア機器市場が世界第4位の規模を誇る一方で、日本企業の医療機器売上規模は世界ランキングで10位以下と低迷しており、日本発の医療・ヘルスケア機器開発の競争力向上が求められている。また、国内医療機器市場は約4.4兆円規模に及ぶものの、輸入品が約64.1%を占めており、国内での革新的な医療・ヘルスケア機器開発が重要である。

日本臨床工学技士臨学産連携委員会はこれまで、医療現場で働く臨床工学技士を対象にニーズ収集や医療・ヘルスケア機器開発の支援を行い、2016年からの9年間で100件を超える医療・ヘルスケア機器が生み出されている。一方で、中四国地区からの開発事例は少なく、さらなるマッチングや研究などの支援とニーズの明確化が必要である。また、各地で開催されるニーズ発表会やニーズ・シーズマッチング会も、イベント化してしまい、その場限りで終わる事例が少なくないと考える。

第16回中四国臨床工学会では、「医療・ヘルスケア機器開発ニーズ発表会」を開催し、発表されたニーズの中から特に優れた3件を表彰するとともに、日本臨床工学技士会臨学産連携委員会が企業とのマッチングや必要に応じた開発支援を伴走し、中四国臨床工学会発の医療・ヘルスケア機器開発の推進を目指す。

2.ニーズ公募から発表会までの流れ

日付内容
2026年6月1日(月) ニーズ公募開始
2026年6月1日(月)~7月31日(金) 希望者に対する公募事前相談期間
2026年7月31日(金) ニーズ公募〆切
2026年9月1日(火)~ 事前審査期間
2026年9月14日(月) 事前審査結果通知
2026年9月28日(月)~11月16日(月) 希望者に対する発表スライド事前相談期間
2026年12月5日(土) ニーズ発表当日
2026年12月6日(日) 結果発表・表彰

※発表会開催日は予定

3.ニーズ公募方法

3-1.公募期間 2026年6月1日(月)〜7月31日(金)
3-2.公募対象者 日本臨床工学技士会の会員
3-3.公募方法 ニーズ公募用紙(別紙1)に必要事項を記入しGoogleフォームにて応募。
3-4.公募の事前相談 応募にあたり不明な点がある場合は、事前相談(6.その他へ記載)を受け付ける。
ただし、発表会への採択を保証するものではない。

4.ニーズ発表会

4-1.発表者人数 最大8名
4-2.発表者 応募多数の場合は1次審査を行い、上位8名のみ発表会へ進むことができる。
※ただし、1次審査で落選した場合も、応募者の希望があれば日本臨床工学技士会臨学産連携委員会のHP内のアイデア募集(https://ja-ces.net/renkei/collect/)へエントリーしていただくことで臨学産連携委員会の委員およびオブザーバー等がニーズのブラッシュアップ、企業とのマッチング支援、開発支援伴走を行う。
4-3.抄録の提出 1次審査で選ばれた場合は、抄録を提出すること。
演題名(ニーズ発表名):全角50文字以内
本文:全角1,000文字以内
提出期限、提出方法等は別途お知らせする。
4-4.発表要項 2026年12月5日(土)※開催日は予定
プレゼン7分、質疑応答3分
発表スライドには最低限以下の7項目を含めること。
①ニーズの背景
②ニーズの明確さ(誰が何に困っているのか、ニーズステートメント)
③課題発生のメカニズム(その病態・課題がなぜ発生するのか)
④既存の解決方法の有無とその詳細
⑤市場規模の調査状況(1. 調査済、2. 調査中、3. 未調査)
⑥開発への実現可能性
⑦共同開発に向けた企業へのメッセージ
※具体的な開発機器のアイデアやコンセプトは知的財産の取得に関わるため、発表スライドには含めないこと。
4-5.発表の事前相談 発表にあたり不明な点などある場合は、事前相談(6.その他へ記載)を受け付ける。
※ただし、表彰を保証するものではない。

5. 審査方法

5-1.1次審査方法 学会の指名した審査員(5名を予定)により上記3-3ニーズ公募用紙のうち施設名、応募者名を伏せた状態で審査を行う。
審査項目は、以下の4項目についてそれぞれ5点の合計20点で採点する。
①ニーズの背景
②ニーズの明確さ(誰が何に困っているのか)
③課題発生のメカニズム(その病態・課題がなぜ発生するのか)
④既存の解決方法の有無とその詳細
5-2.発表会審査方法 外部の審査員(6名を予定)が発表、質疑応答を聴講したうえで表彰を行う。
審査項目については、以下の7項目とし、それぞれ5点の35点で採点する。
①ニーズの背景
②ニーズの明確さ(誰が何に困っているのか、ニーズステートメント)
③課題発生のメカニズム(その病態・課題がなぜ発生するのか)
④既存の解決方法の有無とその詳細
⑤市場規模の調査状況(1. 調査済、2. 調査中、3. 未調査)
⑥開発への実現可能性
⑦共同開発に向けた企業へのメッセージ
5-3.表彰 審査により3名(最優秀賞、優秀賞、奨励賞)を学会長より表彰する。

6. その他

6-1.事前相談先 第16回中四国臨床工学会事務局(株式会社歳時記屋 内 担当:小野 政明)
Mail:info@csce16.com